こんにちは、税理士法人YFPクレア フルクラウド担当 越尾です。
今回は【士業として独立開業を考えてるんだけど、集客とかどうしてるの?】という相談について、お答えしたいと思います。
税理士法人YFPクレア…皆様の目にどう映ってるかは分からないのが一方通行で心苦しいのですが、社員がホームページをせっせと作り、社員がブログをせっせと書いている比較的ウェブ集客に注力をしている税理士事務所です。
たまに「ウェブからのお客さんなんて質が悪いでしょ!!」と言われるのですが、そんな意見にびっくりするほど、素敵なお客様に恵まれております。
このページでは、ウェブ集客ってどうなのか、気になるところを解説します。
目次
まずはウェブ集客の現状把握から!
正直いくらで作れるのかを知りたい!という先生方…少し待って下さい。
これから、皆さんはウェブ集客という世界に漕ぎ出ようとしているのです。
その船(自社サイト)と海(ネット全般)を知らないで漕ぎ出るのはいくらなんでも危険!
先に知れば転ばぬ先の杖!
ぜひ、現状を知って下さい!
ウェブサイトの消費期限は5~10年
ITはものすごい早さで技術進歩をしています。
なんと言っても変化するポイントが多すぎるんです。
- 見るディバイスがパソコンからスマホに変化
- そのスマホも変化している
- 写真や動画を軽くする技術が増えている
- サーバーもスピードアップ
- ワードプレスなどのウェブサイトを構築するツールも日々変化
- AIによるライティング等の技術も変化
- 検索順位を決めるアルゴリズムも変化
ITに関わるすべての人が努力した結果、すごい早さで進化をしている状況です。
特にAIに関しては、昨日なかったものが、今日は出来てる!ということも多々有ります。
作ったから見てもらえるとは限らない
次によくある相談が作ったからといって、見てもらえるとは限らない…ということです。
これはGoogleの検索結果表示の順位決めの法則を知らないといけません。
検索結果の順位は約200項目と言われる順位付けの項目に対し、Googleはそれぞれ点数をつけます。加点ポイントはいくつかあるのですが、士業は法律家なのでYMYLという特別なジャンルになります。
YMYLはYour Money Your Lifeの略で、お金や命、法律に関わるようなことにはE-E-A-Tを重視します。ということです。
E-E-A-Tとは「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略で、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてるウェブサイトの評価基準のことです。
もちろん、士業の先生なら、専門性や経験は十分ありますから、ユーザー(情報を探している人)の問題が解決するようなページを作っていると、順位も高くなりますが、同様に専門性が高い人達同士で上位争いをする結果になります。
【制作費】士業サイトを作るためにはいくら位かかるか?
自力で作る場合
ご自身で作る場合、いくつかの方法があります。
- サーバーを用意して、ワードプレスなどを使って作る
- Owndやぺらいちなど、サイト制作ツールを使って作る
簡単なのは2です。ですが、細かいデザイン等々はできず、結果的にダサいサイトになってしまうことも・・・
1はプロも使っているツールなので、難しい代わりに、思った通りのサイトが作れます。
1の場合、ドメイン代が年間2,000円~10,000円、サーバー代が6,000~15,000円程度です。ドメインは.comは安めですが、.aiなどは2万円超えしたりするので、ご自身で決めるといいでしょう。サーバー代は高い方がスピードが早い傾向があります。
プロに頼む場合
プロに頼む場合も2通りあります。
ある程度テンプレートを用いて作ると3万円~20万円、完全オリジナルだと50万円~150万円が相場になります。
【プロ】テンプレートの場合
テンプレートのメリットは価格を安く、必要な情報を載せられるので「とりあえず名刺代わりにサイトがほしい」という方に向いています。一方で、おしゃれにしたい、動きをつけたい、オリジナリティを発揮したい!という方には不向きです。
【プロ】オリジナルの場合
オリジナルのメリットはテンプレートにはない、自由な設計をしたい!という方に向いています。ディテールにまでこだわりたい方はオリジナルの方がいいです。
士業によっては、自社サイトとオウンドメディアを別で運営することもあります。
自社サイト…自社のサービスやスタッフ、アクセス等を紹介するサイト
オウンドメディア…専門的な記事を書いて、自社サイトへ流入を促すサイト
自社サイトはこだわり抜いてオリジナル、オウンドメディアは機動性の良いテンプレート等使い方は自由。
なお税理士法人YFPクレアは、テンプレートとオリジナル、両方使っています。
テンプレートで作ったサイト
オリジナルで作ったサイト
テンプレートを使ったほうが立ち上げ時にかかる工数が圧倒的に少ないので、基本的にテンプレートを使って作っています。弊社のウェブ担当(あ、これ書いてる私ですw)は士業のサイトは中身で勝負!と思ってるタイプゆえ、こういうことになります。
もちろん、エレガントさで売りたい!とか富裕層向けに緻密に作りたい!など客層や先生のキャラクターなどを考慮してもいいと思います。
テンプレートでも、オリジナルでも、プロに頼むと維持費等がかかる事が多いです。その代わり、変更等々は制作会社に依頼できる…というメリットもあります。
制作費だけではなく、アフターフォローのよさも注目ポイントです。
【広告費】広告費はいくら掛かるのか?
では、次に、ウェブサイトを作った!という状態を想定してお話を進めます。
実はこのフルクラウドというサイト…2024年5月末にできたサイトです。
閲覧数はまだ1週間に6回くらい…というサイト。
これでは勝負どころか土俵にも載ってない!
そんな場合に使うのが広告です。
広告には、YouTube等で流れる動画広告、検索時に1番上に表示されるリスティング広告、広告欄とかでふと表示されるディスプレイ広告などがあります。
一番手っ取り早いのがリスティング広告。
検索結果の一番上に表示されるアレです。
リスティング広告の特徴を下記にざっと述べます。
- 【クリック課金制】ユーザーが広告をクリックしたときだけお金がかかる
- 【入札制】自分で希望する価格で入札出来ます
- 【予算分配】1ヶ月の予算、1日の予算、希望時間、エリア、性別等をざっくり選択はできる
- 「確定申告」などのキーワードはライバルが多く、1クリック2,000円とかになることがある
ここからは打率によって、どんなキーワードにいくらかけるか…を検討が必要です。
1契約するためには、3問い合わせが必要
1問い合わせのためには、100クリックが必要
1クリックには500円が必要
ということがわかれば1契約のための予算は
3×100×500=150,000円!
ということになります。
クリック単価(1クリックの単価)はライバルの入札によって変動します。
ライバルが少ないほど安くなります。
クリック単価は月初・月中・月末でも変動があり、品質スコアによっては安く出来ます。品質スコアは検索されたキーワードと広告文が近い&広告文とサイト内容が近い…等ユーザーにとってメリットの高い広告だと判断されると品質スコアが高いと判断され、安くできます。
【サイト運営のポイント】時間管理が超重要!
経理業務を効率化して、集客に時間を作ろう!
士業のサイト運営で一番大事なこと・・・それは信用を得ることです。
フルクラウドを運営する税理士法人YFPクレアは、一生懸命サイト運営をやった結果、集客はもちろんですが、採用がスムーズにできるようになったと感じております。
また、入社した人は100%、弊社サイトを見て、志望をされています。
もちろん、集客も困らなくなりつつあります。
おそらく、ほとんどの先生方が「こんなお客様をサポートしたい!」という気持ちと「こんな人は・・・ちょっと・・・」と思う気持ちがあると思います。
ウェブ集客でも、ちょっと…な方からのお問い合わせはありますが、お断りをしても他にいいお客様がくるさ!というおおらかな気持ちで構えてられてます。
また、このような記事を書くことで、自然検索からの流入も見込めるようになります。しかし、自然検索からの流入を狙うにはSEO対策が必要です。正直時間が必要です。
そこで紹介したいのが、税理士法人YFPクレアが提供する「フルクラウド」サービス
- クラウド会計freeeを使いこなして、経理業務のムダを省く
- 士業の皆様で愛用者の多い「チャットワーク」でやりとり
- ガッツリ相談が必要なとき(節税や納税予測など)はzoomで
忙しい士業…どうしてもマストの仕事から行って、HPの更新や作業は後回しになりがちです。freeeを使って経理業務を時短化してぜひ、営業のための時間、素敵な顧客と巡り合うための時間に当てていただければと思います!
更に、税理士法人YFPクレアはお客様のホームページも作っています。
士業の先生方のサイトも作れますので、お声がけ下さい!