健康保険証が2024年12月から発行されなくなる！？代わりに使うマイナンバーカードの注意点とは？

皆さんこんにちは、フルクラウド税理士　担当の越尾です。

今までも色んな話がありましたが、ついに、紙の健康保険証が発行されなくなる！というニュースが飛び込んできました！今日はその辺を詳しくしたいと思います！

マイナンバー制度とは

マイナンバー制度は、日本国内に住むすべての個人に対して12桁の番号（マイナンバー）を割り当て、社会保障、税、災害対策の分野で効率的な情報管理と行政サービスの提供を目指す制度です。2015年から導入され、個人番号カードの発行も行われています。

マイナンバーの利用目的

社会保障：年金、医療保険、雇用保険、労災保険などの手続きで利用されます。
税務：所得税、住民税の申告・納付、税務調査などで利用されます。
災害対策：災害時の支援金の給付や被災者の安否確認などで利用されます。

マイナンバー制度の目的は、主に次の3つです。第一に、行政の効率化です。各種手続きで必要な情報を一元化し、迅速かつ正確に処理できます。第二に、国民の利便性向上です。年金、医療、税務などの手続きを簡素化し、オンラインでも利用可能にします。第三に、公平・公正な社会の実現です。所得や資産の正確な把握により、適正な税負担と社会保障の給付を確保します。このように、マイナンバーは行政サービスの向上と国民の生活の質の向上を目指しています。

マイナンバーの安全管理

マイナンバーは個人情報の一部であり、厳格な管理が求められます。以下のような対策が講じられています：

情報の分散管理：マイナンバー情報は一箇所に集中せず、各機関が分散して管理します。
利用制限：特定の行政手続き以外での利用は禁止されています。
情報漏洩防止：アクセス制限、暗号化、セキュリティ対策などが施されています。

マイナンバーカードの利便性

マイナンバーカード、知ると便利だなーと感じます。

本人確認書類：運転免許証の代わりに本人確認書類として利用できます。
コンビニ交付サービス：住民票の写しや印鑑登録証明書をコンビニエンスストアで取得できます。
オンラインサービス：e-Taxなどのオンライン手続きに利用できます。

私の親は免許証を返納したので顔つき身分証明書はマイナンバーカードを使用しています。住民票や戸籍など今までだったら役所にいかないと手に入らなかった書類もコンビニで簡単に受け取れるのでとても便利です。

マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリット

マイナンバーカードを健康保険証として利用することには多くのメリットがあります。医療機関や薬局での手続きがスムーズになる点です。診療や処方の際に必要な情報が迅速に確認でき、手続きが簡便になります。

さらに、健康情報の一元管理が可能となります。マイナンバーカードを通じて診療履歴や薬の処方情報が一元管理されることで、医療の質の向上が期待されます。また、オンラインでの医療関連手続きが可能になり、e-Taxなどの他の行政サービスとの連携が強化されます。これにより、医療費控除の手続きも簡素化されるでしょう。

また、マイナンバーカードを利用することで、住民票の写しや印鑑登録証明書などをコンビニエンスストアで取得できるため、各種手続きが便利になります。これらのメリットにより、マイナンバーカードを健康保険証として利用することで、国民の利便性が大幅に向上し、行政サービスの効率化が進むことが期待されています。