みなさんこんにちは、YFPクレアフルクラウド担当 石川です。
少し前から発生しており、YFPクレアでもお客様向けに注意喚起を行ってきた国税庁や税務署を装った詐欺がこのほど、ますます巧妙化しています。
今回は最新の詐欺手口と、それに対する安全対策について詳しくご紹介します。
正しい知識を持って、詐欺から身を守りましょう。
詐欺の三大手口傾向とそれぞれの対処方法
この国税庁や税務署を装った詐欺の手口は、おおよそ3つに分類されます。
複雑に組み合わされたパターンもあるようですので、それぞれの傾向と対策を理解しておくとよいでしょう。
以下にまとめます。
定額減税や給付金の還付を謳った詐欺の手口
最近の詐欺では、「定額減税」や「給付金の還付」を名目にして、銀行口座情報や暗証番号を聞き出したり、ATMでの送金を促したりするケースが多発しています。
詐欺犯は税務署や市町村役場を装い、「還付を受けられる」と言って連絡してくることが特徴です。
前提として、国税庁や税務署、市区町村が電話やメールで個人情報を尋ねたり送金を指示したりすることは一切ありません。
そのため、対策や注意点は以下の通りです。
税金の未払いや滞納を装い不安を煽る詐欺
「滞納や未納がある」として税金の督促を装い、特定のウェブサイトに誘導して個人情報やクレジットカード情報を入力させる詐欺も横行しています。この手口では、期限を指定して「納めなければ差押えを行う」と脅し、不安を煽ることが多いです。
詐欺メールの件名例としては、以下のようなものが挙げられます。
国税庁や税務署は、税金の納付や差押えについてメールで通知することはありません。
届いたメールが本当にe-Taxからのメールなのか、しっかり確認しましょう。
e-Taxからの正規のメールを見分けるポイントは以下の通りです。
税務調査を装う詐欺
「税務調査を実施する」という名目で税務署を装ったメールが送られ、送金を求められるケースが報告されています。こうした詐欺では、受け取った人を信じ込ませるための手法として、税務署らしい表現を用いることが特徴です。
また、「アンケート回答」や「確認事項」の名目で電話をかけ、個人情報を聞き出そうとすることもあります。
さらに、税務調査や滞納整理を装い、自宅に訪問して帳簿や金庫を確認するふりをして、現金やキャッシュカードを持ち去る「ニセ税務職員」も報告されています。
まとめ:詐欺に騙されないために
詐欺被害を防ぐためには、国税庁や税務署からの連絡方法や正規の手続きをきちんと知っておくことが重要です。
心当たりのない連絡や、不安を煽る内容のメール・電話には冷静に対応し、決して急がずに確認を行いましょう。
また、信頼できる情報源から最新の詐欺手口をチェックすることも有効です。
安心して日々の生活を送れるよう、公的な連絡でも一度「本当かな?」と考える習慣をつけていきましょう。
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