皆様!それ、詐欺メールです!!
8割くらいの人が「何だろ…これ…詐欺っぽいけど本当だったら…」と少し不安な気持ちで調べられた方なのではないでしょうか。
安心して下さい。詐欺です。ひっかからずに済んだなら良かったです。
サクッと削除してもいいですし、スパムメールですのでSNS等々で注意喚起を拡散していただいても結構です。
ちなみに、こんな内容が送られてきます。
弊社、税理士事務所なので、滞納したら、税理士免許剥奪とか、すっごく厳しいんです。なので、期限内の申告と納税をしております!!何が言いたいかというと全力でこれは詐欺!と言いたいのです。
「えー・・・でも・・・心配だなぁ・・・」と思ってリンクを誤ってクリックするのもやめましょう。もっと安心していただきたいのでチェックポイントを掘り下げます。
目次
ポイント1 送信元メールアドレスを確認
注目すべきは発信者。表記名こそ【国税庁】や【e-Tax】などそれっぽくと書いていますが、メールアドレスを見てみたらドメインが「aliexpress.com」!!これはアリババグループと言う中国大手企業の通販サイトのドメインです。
国税庁がこんなドメインで送るか!!
(# ゚Д゚)クルァ
国税庁からくるメールの場合、送信元は
e-Tax (国税電子申告・納税システム)<info@e-tax.nta.go.jp>
が正しいメールアドレスです。
皆さん、騙されないようにお気をつけて!!
今回は実在するサイトのドメインでしたが、メールの末尾が「.info」「.blog」などちょっとクセがあるドメインをしていることもあります。それはこれらのドメインの年間使用料が安いからでしょう。冷静にメールアドレスを分析するクセは国税庁以外の詐欺メールで役立つのでぜひ!
ポイント2 納付や手続きの催促メール、国税庁は送ってない
国税庁によると、支払いの催促などをメールで送信することはない!!とのこと
つまり、国税庁から催促メールがきたら怪しいと思え!!!
ポイント3 メールの宛名がないor一般的な表記
メールの宛名が広く一般的な記載(担当者様。納税者様。など)の場合は怪しいと思って下さい!
e-Taxにメールアドレスを登録する際に宛名登録をしている場合は、メール本文の宛名にご自身で登録した宛名が表示されます。
国税庁を語る詐欺メールは国税庁でも注意喚起中!
我らがe-Taxのサイトからも、詐欺メールの注意喚起がなされています。せっかく頑張って稼いだお金をこんなずるい奴らに1円たりとも払いたくないですよね。
本当にお気をつけ下さい!
https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/2024/topics_hushinmail.htm
まとめ
国税庁を語る詐欺メールは大量のバージョンがあります。詐欺師もヒマですね。絶対引っかからないように、日頃から「こういう詐欺がある」ということを知っておくといざ受け取ったときに
はは~ん・・・例の詐欺メールか
と笑いながらスルー出来ます。
今回は国税庁の詐欺メールを紹介しましたが、アイリスオーヤマやPanasonicなどを語る詐欺広告等も多数存在しています。最近はサイトが乗っ取られて、詐欺サイトに書き換えられてしまい、クレジットカードを不正利用されてしまうケースもあります。
騙されてお金を取られて、心が傷つく…という悲しい人が発生しないように、皆様もお気をつけ下さい!!