こんにちは!フルクラウド担当の長谷川です。
引き続き、飲食店の創業融資について解説するコラムシリーズです!
これまで「事業計画書のダメな事例、良い事例」「事業計画書の各項目の記入ポイント」「面談時のポイント(ご準備して頂くこと)」について伝えさせて頂きました。
今回は面談時に想定される質問内容ついてお話しをさせて頂きます!
目次
面談時に抑えておきたい5つのポイント
まずは下記の5つのポイントに気を付けておきましょう。
創業計画書に記載している内容と話す内容が矛盾しないようにする
矛盾していると事業の内容が明確でないと思われてしまったり、その他の内容でも信憑性が疑われてしまいます。
事業内容とお話しをする内容が矛盾しないように面談前に把握する事がポイントです。
分かりやすく伝えられるようにする
専門用語は使わない様にして初めて聞く方に対しても分かりやすく伝えられるようにするのがポイントです。
また、重要なポイントを簡潔に伝えられるようにしておくことも有用です。
曖昧にならないように正確に伝えられるようにする
間違えてしまったりや誤解されてしまったりした場合は、その場で訂正して正しい情報をお伝えできる様にしましょう!
また、資金使途などを明確に伝えられるようにして「多分」などの曖昧な言葉を避けることがポイントです。
意地悪な質問にも冷静にする
中には意地悪な質問をしてくる場合があります。
例えば「経験不足ではないですか?」などの痛いことを直球で聞いてくるというような場合です。
そんなときも、これまでの経験や事前に準備した情報で冷静にお話しできる様に心構えをいておくのがポイントです。
面談時間に遅れない
最後に、当たり前ではありますが遅刻しないように気をつけてください。
「約束にルーズということなら、返済も遅れたりするかな?」といった要らぬ疑惑の素になってしまうかもしれません。
面談時に想定される質問内容
それでは本題に移らせて頂きます。
基本的には創業計画書に記入した内容の質問になりますが、列挙させて頂くと
- 創業の動機
- 経営者の略歴(資格取得など)
- 取扱商品・サービス
- セールスポイント
- 販売ターゲット・販売戦略
- 従業員
- 取引先と取引関係等
- お借入の状況
- 必要な資金と調達方法
- 事業の見通し
上記に関連される質問が想定されます。
面談前にご自身が記入した内容を改めて確認しておくのも役立ちます。
また、そのほかの質問では
「計画通り売上があがらなかった場合はどうするか?」
「融資が通らなかった場合はどうするか?」
「経営課題はあるか?」
「経験が足りないと思うのですがどうですか?」
など、かなり踏み込んだ質問をされる可能性も高いです。
どんな質問でも冷静に回答できるように、上記の5大ポイントを目安に準備をして頂ければと思います。
おわりに
審査に落ちてしまうと基本的には6カ月間は再申請が難しくなります。
その為、「取り合えず適当に申し込む!」ではなく、しっかり対策をした上で申請をして頂ければと思います。
また、事業計画書が良くても面談の結果が悪いと融資が難しくなります。
予想される質問を考え、適切に回答できる様に事前準備をして頂ければと思います。
色々と解説しましたが、「自分と自分の事業をしっかり売り込む」という意気込みでしっかり準備をしておけば、そう怖いものではありません。
あなたの創業に役立てば幸いです。
YFPクレアは創業融資のサポートも行っています。
「ちょっと不安」「専門家に相談したい」という方は、是非お気軽にお問い合わせくださいね!