こんにちは、フルクラウドの越尾です。
昨年、弊社総勢93名で忘年会を行ったのですが、そのときにスタッフと話して「その通りだ!!」とちょっと思ったことがあったのです。
その方はお子さんがいらっしゃらない夫婦なのですが、ふるさと納税は積極的に「子育て支援」を選んでいらっしゃるそうです。こうやって、子育てを応援してくださる方もいるんだと思うと感慨深く、一人で子育てしてる気にはなってはならぬと感じました。
さて、ふるさと納税ですが、どんなことに使われているか、気になりませんか?
2023年のふるさと納税額1位になった宮崎県都城市は寄付受入額が193億円!宮崎牛だけではなく、豚も鶏もジャンボパックでドドーンと!という返礼品が大人気の市ですが、この193億円は何に使われてるのでしょう?
実は、コレ、公開されているのです!!
2024年4月1日には
- 排水ポンプ整備事業
- 雨水貯留施設設置推進事業
- 保育料の完全無料化
- 子ども医療費助成事業
- 妊産婦の検診費用の完全無料化
- 児童発達支援等完全無料化事業
- ファミリー・サポートセンター事業
- 放課後児童クラブ事業
- 都城市郡医師会病院心臓・脳血管センター整備支援事業
- こけないからだづくり講座
- 移住応援給付金
- 保育人材確保対策事業
- 未来の人材確保に向けた奨学金返還支援
いや、書ききれないくらいいっぱいある!!!むしろありすぎる!!!
ですが、昨今の異常気象対策や子育て支援など充実しててすごい!!上記のリストを作りながら「引っ越したい…」と思ってたら移住応援給付金とでてきて「おおぉ!!」と思いました!!
保育料なんて、みんな無料デショ?みたいな声を聞いたりしますが、それは国がやっている幼保無償化という事業で3歳以上のクラスから無償化されていますが、0~2歳児クラスは世帯(夫婦合算)の収入で計算され、高い自治体だと月額8万円くらいになります。年間100万円なので決して安くはないですよね…それが無料はすごいです。
https://furusato-miyakonojo.jp/work/case.php
ふるさと納税のいいところって「このお金を子どもに使って!」とか「環境を良くして!」とかそういうふうに使い道を指定できる点があると思います。
もちろん、ふるさと納税をやる理由に、どうせ納税するなら返礼品があるのは嬉しい!というのもありますが、自分の街、自分の国に納税しているのにも関わらず、基礎控除を上げよう!と言えば、知事たちは「税収が減ってごみ収集や学校、図書館が運営できなくなる!」と脅しとも言えることをしてきたのですよ。
皆さん、これ、どう思いました?
もっとどうでも良いことに税金使ってるデショ?そこから減らそうとか思わんの?と私は思ったんですよ。私が住んでる街でも「こどもの薬が余ってて勿体ないから、おもちゃ配りまーす」ってやってたんですよ。
子どもがいる我が家、7日分のおくすりが処方されて5日で治る…ということはありますが、これって子どもだけですか?大人もありますよね?っていうか、飲まれてないのに薬を処方されてるのって高齢者が多いのでは!?第一、子どもって病院嫌いの子が多いので、過剰医療とか受けにくいと思います。
うちの子も行きたくないから手洗いうがい、頑張ってるくらいです。
で、そのムダに思えたイベントの話。おもちゃ配る理由は何!?薬とおもちゃの因果関係は!?
と思ったんですよ。アレに一体いくら税金使ったんだろう…と思うと悲しい気持ちになります。
そこでですね、思ったんですが、税金の使い道にも民主主義を取り入れてみるのはどうでしょう?納税額のうちの割合で決めるか、●円以下の部分は市区町村の最低限の運営で使うので、●円以上の部分は応援したい事業にするんです。
私は学校運営のために使ってくれるっていうのがあったら、ふるさと納税よりもそっちに納税したいです。だって自分の子どもに直接戻って来るならいいですよね?
子育てを応援したい、図書館を充実させたい、学校や避難所になるような公共施設に災害時も使える空調を入れたい…とかとか。
地元だからこそ、住んでいる住人だからこそ「ココを良くして欲しい!」ができる、楽しい納税スタイルが合ってもいいと思うんですよね。もちろん、市区町村の運営のために最低限は払わないといけないのですが、それ以上の部分に関しては住民の意思が働いてもいいと思うんですよ。
結局、自分が払ったところで、何に使われるのか漠然としているからムダに納税したくないと感じるのではないでしょうか?でも、自分たちの生活を支える最低限は別として、それ以上なら好きなところに納税(課金?)できるよ!ってなったら割と嬉しいと思うんです。
そんな納税スタイルがあったらいいなぁっていう話でした。