【ふるさと納税】受入多いVS流出の多い市区町村

こんにちは、フルクラウド担当　越尾です。

皆さん、ふるさと納税をしていますか？私はかれこれ７年くらいふるさと納税をしています。私は楽天でふるさと納税をしているのですが、ふるさと納税ランキングを見ると「あ！これ美味しそう！」「復興への寄付か…それもいいか」「●●パーク入園券？面白そう！」など色んな発見があって毎度ワクワクします。

このページでは受入額が多い市区町村などを見て、また皆様のご興味と納税意識アップ（？）をしていただければと思います！

また、私は大の楽天ユーザー。まだふるさと納税をしたことない人は

https://event.rakuten.co.jp/furusato

受入額が最も多い団体

令和５年度におけるふるさと納税受入額の多い上位５団体はこちら！

	団体名	受入額（百万円）	受入件数（件）
1	宮崎県都城市	19, 384	1,012 ,796
2	北海道紋別市	19,213	1,243,201
3	大阪府泉佐野市	17,514	1,174,877
4	北海道白糠町	16,778	1,074,349
5	北海道別海町	13,903	923,046

宮崎県都城市のふるさと納税とは！？

早速、宮崎県都城市のふるさと納税はどんなものか、見てみたところ、お肉！お肉！お肉！！！！お肉の産地。

豚肉が4.1kgで18,000円はふるさと納税の相場の中ではオトクな方かと思います。
他にも牛肉、鶏肉もラインナップが充実していて、畜産を頑張ってるところなんだな～と感じます。

北海道は海の幸多し！

５位中３つが北海道！北海道さすが強し！

北海道紋別市の口コミ数No1は大粒ホタテ12,000円～
これは我が家でも定番になっているアイテムです。

普段はホタテなんて夢のまた夢…という我が家ですが、ふるさと納税だからたまの贅沢に美味しく頂いております。こんなに大きくホタテって育つの！？と聞きたくなるほどの大きさにプリップリの身がとにかく美味しくて、生でも頂きますし、バター焼きやパスタなど幅広く活躍してくれてます。

このページの紹介によると、紋別市はオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置し、漁業、農業、林業、水産加工業を基幹産業とした2万3000人の街…だそうです。

そんな町に124万件、192億円のふるさと納税が押し寄せたのだからすごいですね！

特に、昨年は中国の禁輸があったので、漁業や水産加工業を応援しようとした人も多かったと思います。

紋別市はどんなことに使ったの？？

ふるさと納税の楽しみの一つは「この寄付をコレに使って欲しい！」と指定できる点もあると思っています。紋別市ではどんなことをやっているのか？見てみました！

https://mombetsu.jp/assets/images/content/content_20240719_171319.pdf

アザラシの保護活動などオホーツクの海洋環境に関する事業・・・約280万円
医療、福祉又は子育て支援の充実に関する事業・・・・・・・・・約258万円
次世代を担う人材育成に関する事業・・・・・・・・・・・・・・約148万円
市長が必要と認める事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約993万円

あらぁ…以外にも市長一任が多いのですね。

私個人としては、真剣に考えてどれに使ってもらうかを選んでいるので、市長に一任してしまうのはもったいない！とも少し思ってしまいます。

だって、ふるさと納税だけですよ？子育てに使って欲しいとか、アザラシに使って欲しいとか言えるのって！自分が住んでるところに払う住民税ではできないんですよ？特別なんですよ！個人的には返礼品だけではなく、そのお金の使い道にも興味を持ってもらえたら…と思います。

一方、減る一方だった市区町村

逆に、住民税が減ってしまった市区町村もあります。

	団体名	市区町村民税控除額 （百万円）	控除適用者数（人）
1	神奈川県横浜市	30,467	439,267
2	愛知県名古屋市	17,654	255,163
3	大阪府大阪市	16,655	249,922
4	神奈川県川崎市	13,578	207,616
5	東京都世田谷区	11,028	146,812

ふるさと納税で流出した額の75％は地方交付税で穴埋めされることになるのですが、これらの市区は税収が多いため、地方交付税が不交付団体になることが多いため穴埋めされないケースが多いです。

ちなみに、よく話題に上がる、世田谷区のふるさと納税の流出について…ですが、世田谷区が結構ガチめなサイトを作っていたので紹介します。

ここでまた一つ面白いもの（？）を発見しました。

ワンストップ特例を利用すると、本来、国税が控除されているのにも関わらず、自治体が肩代わりをしている…という記載があるのですよね？

パッと読んだ感じでは、本来、所得税の控除分ですから国がかぶるはずだった部分が、ワンストップ特例制度を使うと自治体が負担をする…ということでしょうか？（ぜひ上記のリンクから御一読ください！）

この制度を作ったのはもちろん国です。なんでしょう…このモヤモヤする感じは…
もちろん、国民にとってはどちらも同じ金額ですが・・・

みたいなどこぞのジャイアンみたいな感じでしょうか…。なんかモヤモヤします。

【まとめ】見直しが必要ではないか？

ふるさと納税、いつもは手が届かないような贅沢品もふるさと納税の実質2,000円の負担で食べられるなら…と、喜ばしい反面、自分が住んでいる町の収入が減ってしまっているという問題もあります。

地方交付税の見直しや自治体が肩代わりしないといけないワンストップ制度などは見直してもいいのではないか？と思います。

個人的には、楽天でふるさと納税をしてもポイントが入らないのは楽天経済圏で生きてる身としては沸騰しそうなほど嫌です。なんならポイントを効率よく得られるようについつい「ちょっといいかも～」的なノリでふるさと納税以外の買い物が２、３個増えてるくらい、ポイントは経済効果を生み出していると思うんですよねぇ。

楽天ハードユーザーの嘆きでした～

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