こんにちは、フルクラウド税理士 担当の越尾です。
先日、南海トラフ巨大地震注意が発表されました。人生初の「巨大地震注意」に驚いた方も少なくないのではないでしょうか?
Web制作・Web開発会社は、デジタルコンテンツの制作やシステム開発を主な業務とし、クライアントのビジネスに大きな影響を与える重要な役割を担っています。しかし、日本は地震大国であり、地震発生時にはオフィスの損壊や停電、データの損失など、業務に甚大な影響を及ぼす可能性があります。特に、納期厳守が求められるプロジェクトでは、地震による業務停止がビジネスリスクを高めることは言うまでもありません。
そのため、事前にしっかりと地震対策を講じ、災害発生時にも迅速に業務を継続できる体制を整えることが不可欠です。地震対策は単に物理的な備えにとどまらず、データの保護やリモートワーク体制の確立、従業員の安全確保といった総合的なリスク管理が求められます。これにより、災害リスクを最小限に抑え、クライアントとの信頼関係を維持し、事業の継続性を確保することが可能となります。Web制作・Web開発会社が持続的に成長するためには、地震対策を含む災害リスクマネジメントが不可欠です。
このページでは、ウェブ開発、ウェブ制作会社の皆様が、どんな地震対策を取るべきかを解説します。
地震への基本的な備え
地震への備えは、Web制作・Web開発会社にとって事業の継続性を守るための第一歩です。この章では、地震の基礎知識を理解し、リスク評価を行うことで、会社全体の防災意識を高める方法を紹介します。さらに、オフィスに必要な防災グッズの準備や従業員への防災教育の重要性についても解説します。地震に対する基本的な備えが、非常時に大きな差を生むことを理解しましょう。
社内防災意識の向上と教育
社内での防災意識の向上と従業員への教育は、地震発生時に迅速かつ適切な対応を可能にするために不可欠です!
定期的な防災訓練の実施
- 避難経路の確認
- 初期消火の訓練
- 応急処置の習得
防災マニュアルの整備
- 各部署の具体的な対応手順の明確化
- マニュアルの定期的な見直しと更新
防災に関する情報の共有
- 社内掲示板やメールでの防災情報の発信
- 日常的な防災意識の向上を目的とした啓発活動
防災意識の浸透
- 新入社員への防災教育プログラムの導入
- 全社員が災害時に冷静に行動できるよう意識づけ
弊社では、緊急時避難する際に邪魔になるラックなどはすべて撤去しました。
避難口を段ボールなどで封鎖してないかも確認してください。
必要な防災グッズと社員1人あたりの量
備蓄品 | 目安量(1名あたり) | 備考 |
---|---|---|
飲料水 | 9リットル(3リットル/日 × 3日分) | 飲料、洗浄、調理用 |
非常食 | 9食(3食/日 × 3日分) | 保存の効く缶詰、乾パンなど |
簡易トイレ | 15回分(5回/日 × 3日分) | 凝固剤付きが望ましい |
防寒具 | 1セット | エマージェンシーシート、毛布など |
マスクと衛生用品 | マスク: 3枚(1日1枚 × 3日分) | ウェットティッシュ、消毒液も少量準備 |
懐中電灯 | 複数本(共有可能) | 1人1本が理想 |
モバイルバッテリー | 複数個(共有可能) | 社員全員が充電可能な数を用意 |
救急セット | 各フロアごとに設置 | 応急処置用 |
家庭用消火器 | 各エリアに設置 | 使い方を全員に周知 |
Web系の企業は、出社する社員数を減らして在宅ワークをさせているケースもあるかと思います。そんな場合は実際に出社している社員数を計算して用意しましょう。
地震対策として3日分の備蓄が推奨されています。
災害発生直後の混乱時において、最低限の生活を維持するためです。大規模な地震では、道路や交通機関の損壊により、救援物資の供給や救助活動が遅れる可能性があります。一般的に、政府や支援機関が本格的な支援を開始できるのは72時間(3日)後が目安とされています。また、水道や電気などのインフラが停止した場合、復旧までに時間がかかるため、その間を自力で乗り切るために3日分の飲料水や食料が必要です。さらに、避難所での生活や物資の不足に備えるためにも、3日分の備蓄は重要です。これ以上の備蓄は理想的ですが、3日分であれば多くの企業や家庭で現実的に実現可能な備えとなります。
オフィスの安全対策
オフィスは、従業員の安全と企業の継続的な業務に欠かせない場所です。しかし、地震が発生した場合、オフィス内の家具や機材が転倒し、大きな被害をもたらす可能性があります。この章では、オフィス内の安全対策として、家具や機材の固定方法、避難経路の確保、建物の耐震診断など、従業員の安全を守りながら、業務を迅速に再開するための具体的な対策について解説します。
オフィス内の安全配置と家具・機材の固定
オフィス内の家具や機材は、地震発生時に従業員の安全を脅かす要因となるため、適切な配置と固定が重要です。まず、デスクやキャビネットは、窓やガラス面から離れた場所に配置し、倒れた際に避難経路を塞がないように配置します。背の高い家具やキャビネットは、L字金具や突っ張り棒を使って壁にしっかりと固定しましょう。また、パソコンやモニターなどの機材は、耐震マットやストッパーを使用して、揺れによる落下を防ぎます。ケーブル類もまとめて固定し、転倒や断線のリスクを減らすことが大切です。さらに、書類や小物は扉付きの収納に収め、開閉を防ぐためにストッパーを取り付けておくと良いでしょう。これらの対策により、地震発生時の被害を最小限に抑え、従業員の安全を確保することができます。
建物の耐震基準はOKか!?
オフィスの安全性を確保するためには、建物そのものの耐震性が非常に重要です。まず、建物の耐震診断を専門家に依頼し、構造的な強度や地盤の状態を評価してもらいましょう。特に、1981年以前に建てられた建物は、現行の耐震基準を満たしていない可能性が高いため、診断が必須です。
診断結果に基づいて、必要な耐震補強を行うことが改善の第一歩です。具体的な改善ポイントとしては、耐震壁の追加や、基礎部分の補強、柱や梁の補強が挙げられます。また、屋根の軽量化や、外壁のひび割れの修繕も効果的です。これらの補強工事により、地震発生時の建物の倒壊リスクを大幅に低減できます。
さらに、耐震工事を行った後も定期的に点検を行い、建物の安全性を維持することが重要です。オフィスビル全体の耐震性を確保することで、従業員の安全を守り、地震発生時でも安心して業務を続けられる環境を整えることができます。
非常時の避難経路と設備の確認
非常時に従業員の安全を確保するためには、避難経路と避難設備の確認が欠かせません。まず、オフィス内の避難経路を明確にし、全従業員がその経路把握を徹底。
避難経路に障害物がないことを定期的にチェックし、非常口や避難階段の位置を従業員全員が認識しているようにします。避難訓練を実施し、非常灯や案内標識も整備しておくことが重要です。また、消火器や緊急通報装置などの避難設備は定期的に点検し、確実に作動するように整備しましょう。これにより、地震発生時に迅速かつ安全な避難が可能になります。
データとシステムの保護
Web制作・Web開発会社にとって、データとシステムはビジネスの中核です。地震などの災害時にこれらを守ることが、事業継続の鍵となります。この章では、重要データのバックアップ方法、クラウドサービスの活用、物理サーバーの冗長化、そしてサイバーセキュリティ対策を含む災害時のリスク管理について解説します。適切な対策を講じることで、災害発生後も迅速に業務を再開し、クライアントとの信頼関係を維持することが可能になります。
重要データのバックアップ戦略
Web制作・Web開発会社において、重要データの保護は事業継続に不可欠です。バックアップ戦略を立てる際には、「3-2-1ルール」を基本とすると良いでしょう。このルールは、3つのコピーを保持し、2つの異なるメディア(例: ローカルストレージとクラウドストレージ)に保存し、1つはオフサイト(遠隔地)で保管するというものです。
1. フルバックアップと差分・増分バックアップ
フルバックアップは、全データを定期的に丸ごとバックアップする方法です。これに加えて、差分バックアップや増分バックアップを組み合わせることで、バックアップにかかる時間とストレージ容量を最適化できます。差分バックアップは、最後のフルバックアップ以降に変更されたデータをすべて保存する方法で、増分バックアップは直前のバックアップ以降に変更されたデータのみを保存します。
2. クラウドバックアップの活用
クラウドストレージ(例: AWS S3、Google Cloud Storage、Azure Blob Storage)は、オフサイトバックアップを実現するための有効な手段です。これにより、物理的な災害に対するリスクを分散でき、データの復旧も容易になります。クラウドサービスは、冗長化が施されており、高い可用性と信頼性を提供します。
3. スナップショットとバージョン管理
データのスナップショットを定期的に作成し、異なる時点でのデータを保持することで、特定の時点に復旧することが可能です。さらに、バージョン管理システム(例: Git)を利用することで、コードやプロジェクトの変更履歴を詳細に追跡でき、災害時でも直近の作業を迅速に復元できます。
4. ディザスタリカバリのテスト
定期的にディザスタリカバリ(DR)テストを行い、実際にバックアップからデータが復元できるかを確認しましょう。これにより、バックアップが正常に機能していることを保証し、非常時に迅速に対応できる体制を整えます。
このように、しっかりとしたバックアップ戦略を構築することで、地震などの災害時にもデータの損失を防ぎ、業務の継続性を保つことが可能です。
クラウドサービスと物理サーバーの冗長化
Web制作・Web開発会社において、業務の継続性とデータの可用性を確保するためには、クラウドサービスの活用と物理サーバーの冗長化が重要です。
1. クラウドサービスの活用
- クラウドサービス(例: AWS、Google Cloud、Microsoft Azure)は、高い可用性とスケーラビリティを提供するため、災害時にもデータやアプリケーションのアクセスが途絶えることを防ぎます。特に、マルチリージョン配置やマルチゾーン配置を活用することで、異なる地理的リージョンやデータセンターにデータを複製し、災害が特定の地域に限定された場合でも、他のリージョンでサービスを継続できます。
- また、クラウドオートメーションや**インフラストラクチャー・アズ・コード(IaC)**を導入することで、災害発生時に迅速にシステムを再構築することが可能です。これにより、サービスダウンタイムを最小限に抑え、クライアントへの影響を減らすことができます。
2. 物理サーバーの冗長化
- 物理サーバーについては、N+1冗長化やクラスタリングを導入することで、1つのサーバーが故障しても他のサーバーで処理を引き継げるようにすることが重要です。これにより、システム全体の信頼性が向上し、サービスの中断を防ぎます。
- RAID構成(例: RAID 1、RAID 5、RAID 10)を採用してストレージの冗長化を行い、ディスク障害に備えることも必須です。RAIDを利用することで、1つのディスクが故障してもデータを失うことなく、システムが稼働し続けます。
- また、バックアップ電源(UPS)やディーゼル発電機の導入も重要です。これにより、停電時でもサーバーが稼働し続けるため、地震やその他の災害が発生した際にも業務を継続できます。
3. ハイブリッド環境の構築
クラウドと物理サーバーを組み合わせたハイブリッドクラウド環境を構築することで、システム全体の冗長性をさらに強化できます。重要なデータはクラウドに保管しつつ、低レイテンシが求められる処理はオンプレミスで行うなど、用途に応じた柔軟な対応が可能です。
クラウドサービスの利便性と物理サーバーの信頼性を組み合わせることで、災害時にも安定したサービス提供を維持し、クライアントとの信頼関係を強化することができます。
災害時にはサイバー攻撃も増える!
Web制作・Web開発会社にとって、サイバーセキュリティと災害時のリスク管理は、事業継続性を守るための重要な要素です。災害時には、通常のセキュリティ対策が弱体化する可能性があるため、平時からの準備が不可欠です。
サイバーセキュリティでは、多層防御を採用することが重要です。ファイアウォールや侵入検知システム(IDS)、侵入防止システム(IPS)を組み合わせることで、外部からの攻撃を防ぎます。また、エンドポイントセキュリティやデータ暗号化を実施し、内部ネットワークやデータの保護も強化します。
1,災害時のセキュリティ対応計画
- 災害時には、サイバー攻撃のリスクが高まることがあります。例えば、通信インフラが不安定な状況を狙った攻撃や、リモートワーク環境におけるセキュリティの脆弱性を突かれる可能性があります。そのため、災害時のセキュリティ対応計画を策定し、全従業員に周知徹底しておくことが重要です。
- この計画には、緊急時のパッチ適用手順、迅速なログ監視体制、アクセス制御の強化などが含まれます。特にリモートワークに切り替えた際には、VPN(仮想プライベートネットワーク)の使用や、二要素認証(2FA)の導入を徹底し、リモートアクセスの安全性を確保します。
2. バックアップとデータ復旧計画(DRP)
災害時に備えて、データのバックアップと復旧計画(Disaster Recovery Plan: DRP)を確立しておくことは必須です。定期的にバックアップを行い、バックアップデータは安全なオフサイトに保管します。また、バックアップが正常に機能していることを確認するため、定期的に復旧テストを実施します。
3. 従業員のセキュリティ意識向上
サイバーセキュリティは技術的な対策だけでなく、従業員一人ひとりの意識も重要です。フィッシング詐欺やソーシャルエンジニアリング攻撃に対する教育を定期的に行い、災害時でも従業員が適切に対応できるようにします。
4. リアルタイムモニタリングとインシデント対応
セキュリティ情報およびイベント管理(SIEM)ツールを活用し、システムのリアルタイムモニタリングを行います。異常なアクセスや通信が検知された場合、迅速にインシデント対応を行う体制を整備しておくことが重要です。
このように、サイバーセキュリティと災害時のリスク管理を強化することで、Web制作・Web開発会社は災害発生時にもクライアントのデータとシステムを守り、事業継続性を確保することができます。
業務継続計画も立てましょう!
災害が起こったから・・・と言って、クライアントが待ってくれるとは限りません。災害後、いかに迅速に業務へ戻れるか、これも重要な災害対策です。
リモートワーク体制の整備と迅速な切り替え
地震などの災害時に備えて、Web制作・Web開発会社がリモートワーク体制を整備し、迅速に切り替えることは、業務継続において非常に重要です。以下のポイントを押さえて、効果的なリモートワーク体制を構築しましょう。
インフラの整備
まず、従業員全員が自宅や他の安全な場所から業務を行えるよう、必要なハードウェアとソフトウェアを準備します。ラップトップやVPN(仮想プライベートネットワーク)、クラウドベースのコラボレーションツール(例: Slack、Microsoft Teams、Google Workspaceなど)の導入が必須です。
データアクセスとセキュリティ
リモートワーク環境においても、オフィスと同様のデータアクセスが可能であり、かつセキュリティが確保されていることが重要です。データはクラウドストレージやVPN経由で安全にアクセスできるようにし、二要素認証(2FA)やエンドポイントセキュリティを導入して、データの不正アクセスを防ぎます。
業務プロセスのデジタル化
業務プロセスのデジタル化を進め、ペーパーレスでの業務遂行を可能にします。プロジェクト管理ツール(例: Jira、Trello、Asana)を活用して、進捗管理やタスクの割り当てを行い、リモートでもチームの一体感を維持します。さらに、電子署名ツールを導入することで、契約書や重要書類の処理をオンラインで完結させることができます。
従業員へのトレーニング
リモートワークへの迅速な切り替えができるよう、従業員に対して定期的にトレーニングを実施します。リモートワーク環境での効率的な働き方、ツールの使用方法、セキュリティ対策について徹底的に教育します。また、災害時に備えて、リモートワークへの切り替え訓練を行い、実際の災害発生時にも混乱なく対応できるようにします。
コミュニケーションの確保
リモートワークでは、コミュニケーションが不足しがちになるため、定期的なオンラインミーティングを開催し、チームの連携を強化します。ビデオ会議やチャットツールを積極的に活用し、情報共有やフィードバックの場を設けることで、物理的な距離を感じさせないチーム運営が可能になります。
迅速な切り替え体制の構築
災害が発生した際、すぐにリモートワークに切り替えるための手順をあらかじめ設定しておきます。例えば、緊急連絡網の整備や、リモートワーク開始時の初動対応手順を明確にしておくことで、迅速かつスムーズにリモートワーク体制に移行することができます。
このように、リモートワーク体制の整備と迅速な切り替えができる仕組みを構築することで、災害時にも業務を中断することなく、クライアントへのサービス提供を継続できます。
クライアントへの連絡とプロジェクト管理
災害時においてもクライアントとの信頼関係を維持し、プロジェクトをスムーズに進行させるためには、適切な連絡とプロジェクト管理が欠かせません。以下のポイントを押さえて、クライアント対応とプロジェクト管理を強化しましょう。
事前のコミュニケーション
災害が発生する可能性がある地域にオフィスを構えている場合、あらかじめクライアントに対して、災害時の連絡体制やプロジェクトの進行に関する方針を共有しておくことが重要です。災害時にどのように連絡を取るか、予期せぬ遅延が発生した場合の対応策などを事前に説明しておくことで、クライアントの不安を軽減できます。
連絡体制の整備
災害時には、通常の連絡手段が使えなくなる可能性があるため、複数の連絡手段を確保しておくことが重要です。電話、メールに加えて、メッセージングアプリやビジネス向けチャットツール(例: Slack、Microsoft Teams)を活用して、状況に応じた連絡手段を使い分けましょう。また、連絡先リストをアップデートし、クライアントの緊急連絡先も確認しておくことが大切です。
プロジェクトの進捗管理
災害時にもプロジェクトをスムーズに進行させるために、クラウドベースのプロジェクト管理ツール(例: Jira、Asana、Trello)を活用しましょう。これにより、進捗状況やタスクの割り当てをリアルタイムで把握でき、リモート環境でもチーム全体で状況を共有できます。プロジェクトの優先順位を明確にし、重要なタスクやデリバラブルの進行に集中できる体制を整えておくことが重要です。
定期的な報告とフィードバック
災害発生時には、クライアントに対して定期的に状況報告を行い、進捗状況やリスクを共有します。また、クライアントからのフィードバックを迅速に反映させ、プロジェクトの軌道修正が必要な場合には柔軟に対応できるようにします。これにより、信頼関係を維持しつつ、プロジェクトを確実に進めることができます。
契約書の見直しとリスク管理
災害による納期遅延や業務停止リスクを考慮し、契約書にフォースマジュール(不可抗力)条項を含めておくことを検討しましょう。この条項により、災害などの不可抗力によって生じるリスクから会社を守ることができます。クライアントと事前にリスク共有の方針を確認し、リスク管理の一環として契約を見直すことが重要です。
このように、クライアントへの連絡体制を整え、プロジェクト管理を強化することで、災害時にもプロジェクトの進行を確保し、クライアントとの信頼関係を維持することができます。
あとがき
本コラムでは、Web制作・Web開発会社が地震などの災害に備えるための具体的な対策について解説しました。日本は地震大国であり、いつどこで災害が発生してもおかしくありません。そのため、企業として事前にしっかりとした対策を講じ、従業員の安全を守り、業務を継続できる体制を整えておくことが非常に重要です。
クライアントへの影響を最小限に抑え、信頼関係を維持するためにも、リモートワークへの迅速な切り替えやデータのバックアップ、サイバーセキュリティの強化といった準備は欠かせません。災害が発生したときこそ、企業としての対応力が問われます。
今回ご紹介した対策を実践することで、災害時にも柔軟に対応し、ビジネスを継続していくための力を養うことができます。これを機に、ぜひ自社の防災対策を見直し、さらなる強化を図っていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。