皆さん、こんにちは。税理士法人YFPクレア 営業部の越尾です。20代の頃は転職をしまくって親を心配させて高血圧にさせてしまった私ですが、幸いなことに税理士法人YFPクレアは10年間も雇ってくれています。
感謝でございます。
さて、今日はちょっと思い出話も含めていきましょう
あの頃のfreeeはひどかったw
そう。10年前。ちょうどその頃「fintech(フィンテック)」という言葉が出来ました。ファイナンス+テクノロジーの造語です。
フィンテックは今では当たり前のように使えるようになりましたが、銀行口座をウェブで簡単に見れるようにしたり、Money Forwardなどと連携させたりできるようにしたんです。それには規制緩和もありました。
もちろん、銀行口座を扱う以上、詐欺や強奪がまかり通るようなことはあってはならないので、関係省庁と各社皆様は大変なご尽力をされたことと思います。
その時の皆様の尊い苦労があったからこそ、今の便利な世の中が出来ているのかと思います。
で、当時のfreeeは・・・というと、
確定申告のときに、サーバーダウン_| ̄|○ il||li
ということもありました。
いやぁ、酷かったですね。1ページ移動するのに1分以上かかるんです。
結果的に、弥生会計で全部手打ちして、その後freeeにCSVでいれて…という作業を行っていました。
でもあの頃のfreeeは980円。法人でも1980円で「高いなぁ」って言ってました。当時は今ほど機能もなかったし、能力も高くなかったので仕方ないのかもしれません。
随分と安かったものです。で、頑張って宣伝したら、サーバーダウンしちゃったわけで…でも良いところついてたなぁって感じます。
今や連携は当たり前の機能。それ以外の機能が問われる!
今や連携は当たり前に使われている機能。メガバンクや主要なクレジットカードはだいたい連携できるし、それ以外の機能を問う方が多いと思います。freeeやMF以外のクラウド会計でも連携できるのが当たり前。それ以上のものを求めているのが実態かと思います。
会計ソフトでいうと、freeeやMFの2大巨塔。両者の違いとしては、freeeはアプリ等も充実しててfreee内部で経理を終わらせるのが得意なのに対し、MFは他のITツールとの連携を得意としていて、MF以外の勤怠システムや給与計算システムをもともと使っていたとしても連携ができるのが得意…などの違いがあったりします。
また、freeeは給与計算等のソフトを使うと別料金、アカウント数で別料金…となりますが、MFは比較的従量課金が比較的少ないです(ありますけどねw)
気がつけばサブスクだらけ!?
この10年で変わったことといえば、弊社もサブスクのクラウドツールだらけになったことです。前はタイムカードに打刻していたのを、ジョブカンを使って勤怠管理をするようになりました。記帳代行のお客様には「MA1」という会計ソフト導入(1500/月)していただき、銀行口座と同期しながら記帳代行をしていたり…1から全部入力というのも減ってきました。
気がつけば弊社もサブスクだらけ!
コミュニケーションツールはチャットワーク、社内ツールにサイボウズ、その他諸々…
経理の人手不足とサブスクの充実
サブスクが増えてきた代わりに減ってきた相談が「経理が急に辞めた!」という問題です。5年ほど前までは1ヶ月に1回はあったんじゃない?というくらいしょっちゅうありました。一方、最近では聞かなくなったなーと思います。(単純にうちじゃないところに相談行ってるだけだったりして笑)
サブスクの充実により、経理業務の属人性が少し和らいだのかも知れません。
実は、ずっと経理担当社が3年毎にくらいに変わってしまってた夫の会社も今では普通のエンジニアが経理業務をやってるそうです。
時代が変わってきたなぁと感じます。
前は記帳代行が前提でしたが、段々と、クラウド会計を駆使しすれば経理の時間も労力もお金も減らせるようになってきました。一方でその【駆使】するのが難しい。
従業員数人の法人であっても、仕訳ルールの設定で300程度の登録が必要と言われています。そういう一つ一つを行っていくことで時短は可能になります。
大変ですが、一緒に頑張りましょう♪
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